9日夜のヴァン地震は余震ではなく、別の地震―カンディル地震研究所発表
2011年11月10日付 Zaman 紙
カンディル観測・地震調査研究所トルコ地震観測センターのドアン・カラファト所長は、9日夜のヴァンのエルデミトを震源とした地震は余震ではなく独立した地震であり、同様の地震が続くことが予想されると発表した。
カラファト所長は人々に崩壊の恐れがある建物へ入らないよう、また近寄らないよう呼びかけ、「この地震はマグニチュード7.2を観測した地震とは異なる場所で発生し、その余震ではない。同地域で今回のような大きな地震が引き続き起こる可能性がある」と発表した。カラファト所長は、今後地震の頻度や大きさは減少することが予想されると述べ、さらにマグニチュード7.2の地震がヴァンから30㎞地点で起こったこと、今回の9日夜の地震はヴァン中心部からおよそ10㎞地点で起こったものであると発表した。カラファト所長は、地震で地面の状態、建物の強度、震源の深さ、揺れの方向が被害を増やす要因となると話した。
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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:24492 )