国民教育省のオメル・ディンチェル大臣は「ヴァン県でのみ12月5日まで学校の再開を延期する」と発表した。
ディンチェル大臣は、NTVの生放送番組に電話で出演した。オメル・ディンチェル大臣は「ヴァン県でのみ12月5日まで学校の再開を延期する。県レベルで、すべての学校の再開を延期する」と話した。
ヴァンで起こった(最初の)マグニチュード7.2の地震を受け、学校の震災被害の調査が終わったか否かという質問に対して、ディンチェル大臣は以下のように語った。
「エルジシュで発生した地震の後、学校すべてが点検された。ヴァンの中心、ムラディイェそしてエルジシュには、合計459の学校があった。それらのたった1つしか倒壊することはなかったが、合計で20の学校施設が教育を行うのに危険があると判断した。これにより、残りの学校も新たに調査し直し、教育が行える状態までこぎつけた。ただ、余震が続いていることで、子供たちが学校に行くのをためらっている。また、今回の(二度目の)地震によってそのためらいはさらに強くなったと考えている。このような理由で、12月5日まで学校の再開を待ったほうが良いと考えている」
いくつかの建物の被害が隠されている可能性があるとし、学校に関するさらなる取り組みが行われるのかどうかという質問に対し、ディンチェル大臣はさらなる取り組みが行われる予定だと答えた。
ディンチェル大臣は以前にアンカラから派遣された40人から成るチームが、学校を1校ずつ点検したと述べ、今回の地震の後学校がもう一度検査されるべきだと考えていると語った。
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( 翻訳者:奥 真裕 )
( 記事ID:24493 )