イエメン反体制勢力、アラブ連盟にアリー・サーリフ政権のメンバーシップ凍結を要請
2011年11月17日付 al-Hayat 紙

■イエメン反体制勢力、アラブ連盟にアリー・サーリフ政権のメンバーシップ凍結を要請

2011年11月17日『アル=ハヤート』

【サヌア:ファイサル・マクラム】

シリアに関するアラブ連盟の最近の諸決議が、「変革革命青年」らイエメンの反体制勢力を勢いづかせている。彼らは昨日[16日]、サヌアの通りを満たす熱狂的なデモを行い、アリー・アブドゥッラー・サーリフ大統領政権のメンバーシップの凍結や、彼に反対する革命の承認、彼を辞任へと追い詰めるためのアラブ諸国および国際社会からの制裁などを、アラブ連盟に要求した。

デモ参加者はスローガンの中で、サーリフ大統領の辞任を求める抗議運動が発生して以来、各県で治安部隊や軍隊が平和的なデモ参加者を殺害してきたことに対する訴追からの免責を認めるとのいかなる保証も彼とその政権に与えないよう、アラブ連盟と国連安全保障理事会に要請した。

イエメンの反体制勢力が、政権に反対する活動をエスカレートさせている間に、国連のジャマール・ブン・ウマル特使は、政治的交渉の当事者たちに直接交渉の再開を説得しようと努めている。その目的は、湾岸諸国からの提案を実行に移すためのメカニズムをめぐって残されている相違点を克服し、その後、今月21日までに、一緒に署名することにある。今月21日というのは、国連安保理決議2014号が、特使が同決議の履行状況について報告する期限として定めた30日間が終了する日にあたる。

この件に関してブン・ウマル氏は、政治的交渉の当事者たちは、政権移行期間を設ける計画を含め、提案を実行に移すためのメカニズムに関してかなりの合意に達しており、解決可能ないくつかの懸案しか残っていないと断言した。

(後略)

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( 翻訳者:丸橋遼太 )
( 記事ID:24571 )