フランス:ガザ地区での仏領事代表者の負傷に関してイスラエルに抗議
2011年11月17日付 al-Hayat 紙

フランス政府、ガザ地区の仏領事代表者の負傷に関してイスラエルに抗議

2011年11月17日『アル=ハヤート』

【パリ:本紙】

フランス外務省のベルナール・ヴァレロ報道官は、パリ駐在のイスラエル大使に仏外務省への出頭要請が行われたと述べた。出頭要請は、ガザ地区への爆撃によって同地区駐在のフランス領事代表およびその妻と娘が負傷したという結果に対する、「我々の強い苦痛の程度」を大使に伝えるために行われた。

同報道官は、在テルアビブ仏大使館が、この月曜日[14日]から火曜日[15日]にかけての夜間に起きた事件に関してイスラエル当局に働きかけたと付け加えた。また、同報道官によると、フランスはイスラエルが治安を維持する必要性を認めているものの、仏外務省はガザにおいて民間人の間に、そしてフランスの代表団の間に負傷者を出さないよう配慮することの重要性をイスラエル大使に対し再度注意喚起した。

さらに、ヴァレロ報道官は、東エルサレムに新たな800戸の住宅を建築するための準備を規定するイスラエルの決定を非難した。特に東エルサレムの入植地「ハルホマ」での住宅建設について、同報道官は、同入植地の継続的拡大は将来のパレスチナ国家の領土間の連絡・伝達にとって脅威となると述べた。

同報道官は、フランスが入植行為を、国際法の観点から見て非合法であり、公正な和平への道のりの障害であり、さらに、国際社会が和平交渉再開のための努力を続けているタイミングでの新たな挑発であるとみなしているという指摘を繰り返した。また同報道官は、イスラエル政府に対し、最近の数週間のうちに取られたこの決定および同様の決定を放棄するよう呼びかけた。

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:24574 )