宮崎淳氏の名、校名へ―イスタンブル商工会議所、ヴァンに建設
2011年11月17日付 Zaman 紙


イスタンブル商工会議所(İTO)役員会は、ヴァンに建設される学校に、マグニチュード5.6の地震で亡くなった日本人の救援ボランティア宮崎淳氏の名前をつけることを決定した。

イスタンブル商工会議所副会頭のシェキブ・アヴダギチ氏は、インド・トルコ博覧会のため海外出張中の同会頭ムラト・ヤルチュンタシュ氏にかわり、11月の役員会でスピーチ行った。そのなかで、イスタンブル商工会議所として、ヴァン支援のためできる限るのことを行うつもりであると述べた。

アヴダギチ氏は「まず、先の決定にしたがい、ヴァンのバシュカレ郡に(地震による)犠牲者を偲び、職業高等学校を建設します。また、現在、地震で倒壊した学校の数を見ると、イスタンブル商工会議所執行部として、あと一つ学校が建設されるべきであると考えています。本日の役員会の議題になっています。ヴァンでの必要を満たすため、されに教育施設を建設する案件に対し投票していただきます。私は、みなさんの的確な判断により、イスタンブル商工会議所としてヴァンの学生たちが安心して教育を受けられる学校を提供できると信じています」と述べた。

その後、イスタンブル商工会議所役員会で行われた投票により、ヴァンにもう一つ学校が建設されること、およびこの学校にヴァンの地震で亡くなった日本人の救援ボランティア宮崎淳氏の名前が付けられることが決定された。<後略>

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( 翻訳者:倉本さをり )
( 記事ID:24577 )