五千人がヴァンから移動
2011年11月20日付 Yeni Safak 紙
ヴァン県における地震の後、この県を離れるために県知事府へ申請した5万人の内5千人が他県へ移動したことがわかった。首相府災害緊急事態対処局のヴァン県災害緊急事態局関係者らは、10月23日と11月9日に発生したマグニチュード7.2と5.6の地震後、ヴァン県からの移動を望む5万人の人々が県知事府へ申請した。申請書を審査した当局は、第一便として5千人を申請者らが望むそれぞれの県へと送り出し、残りの4万5千人の要望に対する取り組みも継続していると述べた。
当局関係者らは、申請者らが移動したい県を明記していない場合、様々な県における県社会サービス局と連絡が取られ、費用が賄われ適した県の宿泊施設に送られていると述べた。この間、被災者らの各県への移動のために、県知事府によって一日に40台のバスが県から出発していることも伝えられた。
■7台の輸送車が出発した
一方で、アンカラ広域市当局が被災者らのために送った7台の食糧輸送車がヴァン県に到着した。ヴァン県特別局の「被災地キャンプB区」へ運ばれた輸送車の荷物の中には、オリーブやチーズ、トマトペースト、塩、パスタ、食用油、小麦粉、米、麺、茶葉、粉砂糖、ジャム、ハルヴァ、白インゲン豆、ヒヨコ豆、そして小麦のひきわり粉が詰められていると伝えられた。ヴァン県災害緊急事態局関係者らは、現在ヴァン県ではあらゆる種類の食糧 が必要とされていると述べた。
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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:24603 )