ハーメネイー最高指導者、「国軍海上部隊の日」で国軍司令官らと面会「イランは抑圧者たちの意思を打ち砕いた」
2011年11月29日付 Jam-e Jam 紙
イスラーム革命最高指導者のアーヤトッラー・ハーメネイー閣下は昨日、国軍海上部隊の司令官・責任者らと面会し、その中で革命後、海軍が前に向かって積極的に発展を遂げてきたことについて言及し、「イスラーム革命は国民と国の当局者たちに、誇りを与えてきた。イランはまさにこの誇りのお陰で、最強の抑圧者たち、植民地主義者たちに単独で立ち向かい、彼らの意思を打ち砕くことができたのである」と指摘した。
最高指導者事務所の広報サイトが伝えたところによると、ハーメネイー全軍総司令官は、アーザル月7日〔11月28日〕の「国軍海上部隊の日」に行われたこの面会の中で、イラン南部の海域の安全を確保することは極めて重要だとの認識を示した。〔‥‥〕
アーヤトッラー・ハーメネイー閣下はさらに、植民地主義者たち、特にイギリスがかつて、〔世界の〕諸国民に屈辱を与え、彼らの文明的歴史や過去の遺産を破壊し、一民族としていかに無力であるかを吹き込み、彼らの資源や利益を支配してきたことについて触れ、「ガージャール朝時代、そして特にパフラヴィー朝時代、我が国の当局者たちは〔欧米の〕覇権主義者たちの欲望の前に、卑屈な態度を示してきた。もし一国民が敵に対して弱みをみせれば、何も前に進めることはできなくなる。これに対してイスラーム革命は、イランに誇りというものをプレゼントした。われわれは皆、この誇りを大切にしなければならない」と指摘した。
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※訳注:イラン・イラク戦争が行われていた1980年11月28日、イラン国軍海上部隊がペルシア湾に面するイラクの石油積み出し港を占拠し、イラクに多大なダメージを与えたことを記念して、同日が「国軍海上部隊の日」と命名されている。
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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:24688 )