イスタンブル・タクスィムのパークホテル建設現場で火災
2011年12月08日付 Milliyet 紙


その建設に関し、22年間にわたり議論がなされてきたギュムシュスユにあるパークホテルの工事現場で、本日(8日)13:45頃に煙が立ちのぼった。巨大な煙はタクスィム広場にまでとどいた。

この恐怖の原因となった火事は、建設作業員がいた7階にある仮設の詰め所から起こった。そこにいた約300人の作業員が暖を取るために電気ストーブを使っていたことが明らかにされ、火事は、電気のショートから起こったと考えられている。この仮設の詰め所はプラスチックでできており、中に置かれたベッドもスポンジ製だったことから、火は短時間でフロア全体に広まった。立ち上った煙は、カドゥキョイ(アジア)側からも見られた。

作業員たちは直ちにビルから避難した。ベイオール、シシュリ、ファーティフ、ベシクタシュの各消防隊が火事の消火に当たった。火は下の階の別の詰め所に及ぶ前に消し止められた。

作業員の監督者は、(作業員の中に)所在不明の者がいるかどうかを明らかにするために尽力した。
(火災発生時に)体調を崩して休んでいたという打設工のムスタファ・オズさんは、「煙の臭いを嗅いで直ぐに詰め所から外へ出た。炎が見えたので、その場から離れた。周囲には誰もいなかった」と語った。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:24791 )