カラギュムリュク・マフィア捜査で逮捕のジュッベリ・アフメト「師」、一時病院へ
2011年12月09日付 Hurriyet 紙
「カラギュムリュク・マフィア」の名で知られる犯罪組織に対する捜査で裁判所に引致された、「ジュッベリ・アフメト師」ことアフメト・マフムト・ウンリュ氏は、具合が悪くなり救急車で病院へ運ばれた。ウンリュ氏は退院後、再び裁判所へ連行された。
「カラギュムリュク・マフィア」として知られる犯罪組織に対する捜査で裁判所に送られた7人のうち4人が逮捕され、2人は釈放された。
世間で「ジュッベリ(法衣を纏った)・アフメト師」というニックネームをもつアフメト・マフムト・ウンリュ氏は、「カラギュムリュク・マフィア」として知られている犯罪組織に対する捜査で、逮捕請求が出たことにより、裁判所へ送られた。その後、体の不調を訴え、病院へ運ばれたが、改めて裁判所へ連行された。
ベシクタシュにあるイスタンブル法務局での検察官による取り調べの後、6人の容疑者と共に、逮捕請求によりイスタンブル当直第十重罪裁判所へ送られたアフメト・マフムト・ウンリュ氏は、裁判所に出向く前に血糖値が上昇したため救急車で運ばれ、シシュリ小児教育研究病院で治療を受けた。
病院で、血糖値を下げるための治療と、心電図検査を受けたウンリュ氏は、車いすで病院を後にし、救急車に乗せられた。
ウンリュ氏は、その後ベシクタシュにあるイスタンブル法務局へ連行され、裁判官と検察官が使用する場所から建物へ入った。
一方、やはり逮捕請求により裁判所に引致された、名前が明らかにされていない一人の女性容疑者も体調不良を訴え、救急車で病院へ運ばれた。
■血糖値と血圧が上昇
捜査における逮捕請求により裁判所へ送られた、「ジュッベリ・アフメト師」として知られるアフメト・マフムト・ウンリュ氏は小児教育研究病院で診察を受けた。ウンリュ氏の報道担当者であるオザイ・オラル氏は病院の前で記者らに会見を行った。オラル氏は、「ご存じの通り、私たちの師は供述を行いました。血糖値と血圧が上昇したため病院へ運ばれました」と述べた。
■盗聴がしかけられた
アフメト・マフムト・ウンリュ氏はカラギュムリュク・マフィアに対する捜査で身柄を拘束された。健康診断を受けた後、裁判所へ送られた。逮捕請求により裁判所に引致されたウンリュ氏は体調不良を訴え救急車で病院に運ばれた。
アフメト・マフムト・ウンリュ氏はハセキ教育研究病院で健康診断を受けた後、ベシクタシュにあるイスタンブル法務局へ連行された。ウンリュ氏がカラギュムリュク・マフィアに対する捜査により、今朝、拘束されたことが分かった。午後、ベシクタシュにあるイスタンブル法務局に身柄を移されたウンリュ氏は、裁判官と検察官が使用する入口から中へ入った。ウンリュ氏の写真をとられないようにするため、入口は機動隊警官によって遮られた。
■ジュッベ(法衣)とタッケ(縁なし帽)を身に着けて裁判所へ
私服警官の車で法務局に連行されたウンリュ氏は、ジュッベを着て、緑色のタッケをかぶり、手には緑の数珠持っていた。ウンリュ氏のボディーガードと運転手も先日、同捜査で拘束された。イスタンブル警察によるカラギュムリュク・マフィアの捜査で拘束された容疑者らはベシクタシュにあるイスタンブル法務局に身柄を移された。
「カラギュムリュク・マフィア」として知られ、現在刑務所に入っているヌリ・エルギンとヴェダト・エルギンの兄、ネジャト・エルギンを含む容疑者たちの、イスタンブル組織犯罪対策局における手続きは完了した。
元ミス・トルコのネスリハン・オンデル氏を含む11人の容疑者は今朝、8時20分にベシクタシュにあるイスタンブル法務局へ移送された。容疑者らは健康診断の後、メフメト・アリ・ウイサル検事による取り調べを受ける予定だ。
この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る
( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:24800 )