ジュッベリ・ホジャの容疑は、買春と組織犯罪
2011年12月10日付 Milliyet 紙


組織犯罪と売春の一斉捜査における警察の調書によると、ジュッベリ・アフメト・ホジャの名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュ容疑者の配下は、ウンリュのために女性を集めていた。かつての護衛がこれを恐喝し、マフィアが関与する事態となった。

ジュッベリ・アフメト・ホジャの名で知られるアフメト・マフムト・ウンリュ容疑者の取り調べが行われ、組織犯罪と売春の一斉捜索について、興味深い詳細が明らかになった。警察の調書によると、ウンリュ容疑者の配下はセックスをさせるためホジャに女性を斡旋しており、これら女性との関係を表す映像でホジャを恐喝しようとした2名が、アフメト・ホジャと繋がりをもつマフィアにより脅迫された。

警察の調べによれば、アフメト・マフムト・ウンリュ容疑者の運転手メフメト・アリ・メレメズ、ウンリュの右腕であったバルシュ・セゼキ、護衛のファフレッティン・ジャンポラトとファフリ・オズデミル、世話人のメフメト・バトゥル、メフメト・ベルベル、ヤフヤ・アイドードゥ、ムスタファ・チッティルがウンリュ容疑者の売春を仲介し、女性たちを集めていた。彼らはウズベキスタン、カザフスタン、モロッコなどの国々から女性を連れてきてウンリュ容疑者へ紹介し、ウンリュ容疑者は、写真を見て女性を選んでいた。
調書によると、かつてウンリュ容疑者の護衛を務め、その後意見の衝突により仕事を辞めたハミト・ドゥイサクが、ウンリュ容疑者側近数名にメッセージを送り、「ウンリュのセックス映像を持っている。これを公開する」と恐喝した。ウンリュ容疑者はこれに対し、アブドゥッラー・シャンルエルという名の犯罪組織のリーダーと連絡を取り、ドゥイサクを脅迫、暴行させた。シャンルエルが手下らとドゥイサクを脅迫したことが、警察の捜査網にかかったという。

調書には、ウンリュ容疑者がギュルルフという名の女性と関係を持ったこと、これに関する映像を手に入れたバラトル・ハカンという人物がウンリュ容疑者からこの映像と引き換えに5万リラ(約200万円)を請求したと書かれている。ウンリュ容疑者は、この件に関して2011年5月13日に警察に相談していた。

また、警察はウンリュ容疑者の配下に、引き渡し場所へ金を運ぶよう言ったが、恐喝した人物は金をとりに現れなかった。このため、ウンリュ容疑者がバラトル・ハカンという名の人物を見つけるため、前科を持つアドブル・ネズィル・フズルとコンタクトをとったことが調書に書かれている。

■ペケルからマッサージチェアのプレゼント

警察の調書によると、ウンリュ容疑者は、カラギュムリュク犯罪組織として知られているヌリ・エルギン及びヴェダト・エルギンの弟、ネジャト・エルギンに連絡をとり、義兄弟に関する件でエンギンに助けを求めた。

更にウンリュ容疑者は、教団メンバーのアヴニ・オズサリフを脅迫させるため、セダト・ペケルに協力を求め、刑務所にいるペケルに手紙を書いた。ペケルが仲間を通じてウンリュにマッサージチェアを贈ったことも調書に記載された。

■ホジャの隠語

ジュッベリ・ホジャのために女性を斡旋した配下が隠語を使っていたことも明らかになった。ウンリュ容疑者の配下は、「女性」の代わりに弟子又は食事、女性へ支払われる金については喜捨又はシャツ、売春のために落ち合うことには会議という隠語を使用した。ジュッペリの仲間は、盗聴網にかからないように、「ジャマー(妨害電波発信機)を使っていたという。

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( 翻訳者:津久井優 )
( 記事ID:24810 )