ドイツで10人を殺害した極右テロ組織と関係があるとされたドイツ国家民主党の解党議論が続く中、ニーダーザクセン州の社会・家族・女性・厚生・融和総合省のアイギュル・オズカン大臣が、電子メールによる脅迫を受けた。
ビルト新聞の記事によると、電子メールの内容は誹謗や脅迫に満ちており、「2012年にあなたをあることが待ち受けている。我々はこれから、来年政治的目標を達成し、我々の文化を守るために新しい武器を使うことを宣告する。もう十分だ、このままいけば我々は別ものになってしまう」と書かれている。
とどまるところを知らない誹謗と脅迫を行う人種主義的脅迫者は、同メールで人種差別的なビデオ映像も送りつけた。
アイギュル・オズカン氏の広報担当であるトーマス・シュピーカー氏はジハン通信社に、脅迫を非常に真剣に受け止めているとし、「警官と弁護士に知らせ、調査が始まった。アイギュル大臣はいつも通りに仕事を続けている」と述べた。
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( 翻訳者:磯辺菜月 )
( 記事ID:24885 )