アンタリヤ県のアランヤ郡で集中豪雨のあとに発生した竜巻は、6ドニュムの土地に広がるトマトやピーマンの温室農家に被害を与えた。温室農家で約10万リラ相当の損失がでた。
アランヤでの集中豪雨に続き、午後3時半頃にデミルタシュ町の沖合約100メートルの位置で竜巻が発生した。
海上を進みながら陸へ到達した竜巻は、セキ村にある温室を直撃した。メフメト・シェンリ氏が所有する6ドニュムほどの面積に広がるトマトやピーマンの温室が使えない状態になった一方、作物も被害を受けた。
竜巻が破壊した5つの温室では約10万リラ相当の損害がでた。竜巻の影響で電気配線が切れ、このあたりでは未だ電力が供給されていない。
温室の所有者であるメフメト・シェンリ氏は次のように述べた。「温室で作業していた人が、竜巻が進んでくるのを見たという。彼らが言うには、竜巻は海の方角からやってきて温室を直撃した。損害は大きい。郡農業局からやって来たチームは、損害検証作業をはじめた。人命が失われなかったことが唯一の幸いだ。温室と同じほどに、作物にも損失がある。」
倒壊した温室で調査を行ったアランヤ商工会議所のトゥルグト・ムスルオール代表は、この地域における農家に温室や農家を点検するようにと促した。彼は、農家に農業保険に入るよう求めた。
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( 翻訳者:福地夏美 )
( 記事ID:24941 )