トルコ各地で、ウルデレ爆撃に抗議行動
2011年12月29日付 Radikal 紙


シュルナク県のウルデレ郡で35人が死亡した空爆に対し、多くの都市で抗議が行われた。イスタンブルのタクスィム広場での座り込みの後、事件が起こった。

ウルデレで33人の村人が犠牲になった事件に対し抗議がおきている。イスタンブルのタクスィム広場に午後4時に集まった市民は座り込みを行った。平和民主党 (BDP)のエルトゥールル・キュルクチュ議員はここで演説を行った。タクスィムでの演説は、特に何事も無く終わった。この座り込みが終わった後に、タルラバシュで事件がおこった。ある集団が、オフィスやバスに石を投げつけた。警察は放水と催涙スプレーを使い、これは鎮圧された。抗議者らはタルラバシュ通りから裏道にちりぢりになった。

■ ユクセコヴァで事件

ユクセクコヴァでは商店がシャッターが閉じていたが、平和民主党(BDP)のハッキャリ県選出エサト・ジャナン国会議員と、平和民主党(BDP)のルステム・デ ミル支部長を含む約1000人は、ユクセコヴァーシェムディンリの分岐道で集まった。この集団の声明が、ジャナン国会議員により読まれた。ジャナ ン議員は、これは大虐殺であり、その責任は公正発展党政府にあるとし、内務大臣も直ちに辞職する必要があると話した。演説の後、スローガンを叫び始めると、近くで大規模な警備をしていた警察はこれを妨害した。警察は抗議者らに催涙スプレーと放水をおこない、解散に勤める一方、抗議者らは投石しながら対抗した。事件は大通りと通りで夕方まで続いた。

■ 各地で抗議

一方アダナで約200人の集団は、イラク国境での空襲で35人が命を落とした事件に反発し、抗議の行進を行った。この抗議には平和民主党(BDP)、労働党 (EMEP)、公平民主党(EDP)、非抑圧者社会主義党(ESP)、社会的自由プラットホーム(TÖP)、社会民主党(SDP)、社会主義未来政党運動(SGH?)、社会党、自由・相互扶助党(ÖDP)、トルコ技術者建築家会議所連合(TMMOB İKK) 、人権協会、アレヴィー文化協会、アダナ医師会、革命労働者組合連合(DİSK)、公務員組合連合(KESK)支部プラットフォーム執行部・会員も参加した。

シャンルウルファでは、35人が犠牲になった事件に対し平和民主党(BDP)が抗議を行った。平和民主党(BDP)のメフメト・ヴラル副支部長は「シュ ルナクでおきた事件はまるで大虐殺です。私たちはこの大虐殺が隠蔽されたり、忘れ去られることを許しません。だから、平和民主党(BDP)として3 日間、弔辞を申し上げているのです」といった。演説の後、ファトマ・イゾル平和民主党(BDP)支部長も参加した集団は5分間の座り込みをした後、解散した。

メルスィン県では、平和民主党(BDP)の集団は座り込みを行った。チャンカヤ地区にある平和民主党(BDP)の建物の前で、平和民主党(BDP)のアクデニズ自治体の首長ファズル・トゥルク氏、平和民主党(BDP)支部長 ムサ・クル氏を含めた約500人が集まった。この集団は「弾圧に私たちはひるまない」というスローガンを叫び、手に写真やプラカードを持ち、アタテュルク大通りを歩くことを希望した。警備をしていた警察隊は、集団の行進を許さなかった。そこで、この集団は座り込みを行った。この集団は約20分座り込みをし、スローガンを叫んだ。一方、クル支部長は警察が許可を与えなかったにもかかわらず、事件を家々を回り説明すると話した。クル支部長は警察の態度 が理解できないとし、政府を非難した。

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( 翻訳者:畔上曜子 )
( 記事ID:25006 )