■エジプト株、マイナスの年初め
2012年1月7日『アル=ハヤート』
【カイロ:ハーラ・アーミル】
エジプト証券取引所(EGX)の主要指数である「EGX30」指数は、一昨日[5日]の今週の最終取引で、0.74%安、26.99ポイント安の3627.8ポイントで取引を終えた。同指数は、最も活発な30社の業績を評価している。これは、第三セッションからの続落である。中小企業株を評価する「EGX70」の指数は、1.15%安、4.8ポイント安の413.47ポイントで取引を終えた。同様に、「EGX100」の指数は、1.03%安、6.67ポイント安の641.4ポイントで取引を終えた。同指数は、「EGX30」と「EGX70」の両指数を構成する会社から成り立っている。
投資家らは、10775件の取引を通じて、約9393万5000エジプト・ポンド(1550万ドル)で、2528万4000株の取引を行った。主要市場や不動産市場を含む市場の総価値は、2810万5000株の取引によって、1億7140万6000エジプト・ポンドに達した。また、市場資本は、2936億8100万エジプト・ポンドに達した。主力株の価格は変動した。「エジプト国際商業銀行」株は、唯一値上がりし、0.1%高の19.19ポンドで取引を終え、956万5000ポンドで、49万8477株が取引された。同銀行は、市場価値が最大のエジプトの上場銀行である。
主力株
値下がりした主力株の筆頭は、中東最大の投資銀行である「HRHO(エルメス・ホールディングス・フィナンシャル・グループ)」株で、1.6%安の9.81ポンドで取引を終え、114万2000エジプト・ポンドで、11万6372株が取引された。同指数で最大手の「オラスコム建設産業」株は、1.19%安の200.81ポンドで取引を終え、705万5000ポンドで、3万5138株が取引された。
「TMGH(タラート・ムスタファー・グループ)」株は、取引価値・規模における活発株のリストで、首位に立った。投資家らは、918件の取引において、1211万9000ポンドで、421万6000株を取引し、3.37%安の2.87ポンドで取引を終えた。「SEIG(サウジ・エジプシャン・インベストメント・アンド・ファイナンス)」株は、値下がり株の首位に立ち、9.68%安の66.69ポンドで取引を終えた。続いて、「MEPA(メディカル・パッケージング)」株が、7.23% 安の3.08ポンドで取引を終えた。次に、「NIPH(ナイル製薬)」株が、7.18%安の21.21ポンドで取引を終えた。
「不動産」部門は、最も活発な部門となり、2015万ポンド以上で、全取引の21.46%を占めた。続いて、「建設」部門は、1540万7000ポンド以上で、16.4%を占めた。次に、「金融サービス」部門は、1413万3000ポンド以上で、15.05%を占めた。エジプト証券取引所の運営部は、明日[8日]、コプト教徒のクリスマスに際し、取引の一時停止を決定し、月曜日[9日]に取引を再開すると伝えた。
「Nilex」
中小企業向けの「Nilex」株式市場は、全銘柄の半数が値下がりを経験した。すなわち、5銘柄が取引され、2銘柄が値下がり、1銘柄が値上がり、残り2銘柄は変わらずだった。「MISR(ミスル・インターナショナル石工)」(Egy Stone)株は、4.97% 安で、値下がり株の首位に立った。22の取引のうち、7309株が6万2900ポンドで取引された後、8.61ポンドで取引を終えた。また、同社の市場資本は、740万ポンドに達した。
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( 翻訳者:井上剛 )
( 記事ID:25035 )