ルーホッラー・アフマドザーデ=ケルマーニー氏は就任からわずか8ヶ月で、副大統領兼文化遺産手工芸観光庁の職を辞し、大統領は同氏の辞任を承認した。
ファールス通信によれば、マフムード・アフマディーネジャード大統領はセイエド・ハサン・ムーサヴィー氏〔※〕を副大統領兼文化遺産観光庁長官に任命し、書簡の中で同庁でのアフマドザーデ=ケルマーニー氏の奉職に感謝の意を表明した。
※訳注:セイエド・ハサン・ムーサヴィー氏はアフマディーネジャード大統領の側近中の側近であるマシャーイー氏に近く、「国立グローバリゼーション・センター」で同氏の顧問を務めていた。
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アフマドザーデ氏が文化遺産庁を去るのではないかとの噂を最初に伝えたのはファールス通信だった。同庁の広報は当初、この件について否定していたが、その後政府系の新聞も同氏の辞任のニュースを再度報じていた。
ルーホッラー・アフマドザーデ=ケルマーニー氏は、今年のオルディーベヘシュト月29日〔5月19日〕にアフマディーネジャード大統領によって副大統領兼文化遺産観光庁長官に任命された。同氏はこれより前、ファールス州知事を務めていた。
同氏は文化遺産観光庁への入庁時に、2名のファールス州高官を観光担当次官と投資担当次官に任命した。しかし、ここ1ヶ月間でこの2名の解任を求める圧力が同氏にかけられていた。
この圧力によって、ハーメド・デフガーナーン観光担当次官はアーザル月8日〔11月29日〕に、セイエド・ファルハード・サッジャーディー〔投資担当次官〕もデイ月10日〔12月31日〕に辞任した。
こうした圧力を受け、アフマドザーデ=ケルマーニー氏も先日、辞表をアフマディーネジャード大統領に提出し、職場に出勤しなくなった。結果、同氏の辞任が昨日承認された。
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( 翻訳者:8410068 )
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