中央銀行「送り状のない外貨は本日より密売品扱いとなり、販売者は取り締まりの対象となる」
中央銀行は今日(日曜日)から無認可で外貨を扱うブローカー・売人を毅然として取り締まり、送り状のない外貨は密売品扱いとなると発表した。
ファールス通信によれば、中央銀行は外貨市場の秩序化の新たな段階を本日から開始する意向を持っている模様で、同行の言う、外貨市場を混乱させて資金洗浄の温床となっているブローカーらの直接的取締りに踏み切ることになるだろう。こうしたことから、中央銀行はかの有名なフェルドゥスィー通りで、ドルを手に通りの横に立ってブローカー業にいそしんでいる人々を今日から取り締まり、彼らの買い取り先を捜査するよう、治安維持軍に通知した。
もしこういった人々の手元にある外貨に送り状がついている場合は、その外貨は合法扱いとなる。しかし送り状がない場合は、密売品扱いとなって没収され、その所有者は没収された外貨の2倍に相当する罰金を科されることになる。今日、フェルドゥスィー通りの沿道からドルの売人や、彼らの「ドル、ドル」というかけ声は消えてなくなることが予想される。
この件について、エブラーヒーム・ダルヴィーシー中央銀行監視担当副総裁はファールス通信のインタビューの中で、〔法的・制度的な〕枠組みの外で行われる外貨の売買が禁止され、市中のブローカーや送り状なしの外貨を持つ人々の一斉検挙が〔本日から〕行われることについて明かした上で、「以後、外貨が必要な人は銀行を通じて手に入れる必要がある」と述べた。
同氏はまた、「銀行に加えて、公認の両替商も顧客に外貨を販売することができる」と強調した。
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( 翻訳者:8410068 )
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