トルコからリビア新警察へ、車と制服
2012年01月24日付 Hurriyet 紙


ザーフェル・チャーラヤン経済相は、「我々はリビア及びリビア国民を本当に愛しています。我々は自由なリビアが、一刻も早く経済・社会分野において発展への期待感を高めるよう願うばかりです」と述べた。

トルコ協力開発機構(TİKA)の取り組みのもと、警察車両30台と警官用制服6000着の譲渡式がリキソス・ホテルで開催された。同譲渡式に、チャーラヤン経済相、リビアのアフマド・アル・コシェリ経済相、アリ・ケマル・アイドゥン在トリポリ・トルコ大使、TİKAのセルダル・チャム会長、及びトルコ、リビア両国の関係者が出席した。

チャーラヤン経済相は同式典で行ったスピーチで、リビア訪問が非常に有意義であったと伝え、リビア再建プロセスのなかでリビアとトルコ両国関係において何がなされうるのかについて討議したと述べた。

エネルギーから交通、通信から産業投資、輸出から航空に至るまで多くのテーマで意見交換を行ったと語った同経済相は、「実施予定の教育支援等多くのテーマで合意に至りました。帰国までに私が得たものは大変多いです。トルコは今日までリビアのために行ってきた歩みを、今後さらに躍進させるつもりです。我々は、リビア、及びリビア国民を本当に愛しています。我々は自由なリビアが、一刻も早く経済・社会分野において発展への期待感を高めるよう願うばかりです」と語った。

「我々の支援が、願わくばリビア国民に平和と安寧をもたらすよう希求しております」と述べるチャーラヤン経済相は、リビア人警察官1500名に対し3月、7月にトルコで段階式教育を施し、これに並行する形で、リビア人裁判官、検事、及び刑務所職員のための教育も施される予定であると伝えた。アフマド・アル・コシェリ経済相は、内戦当時及び内戦後にリビア国民に対して行ってもらった支援を受けトルコに謝辞を述べた。トルコからの贈物を誇りを持って受贈したと伝えた同大臣は、トルコの支援がリビアにとって大変重要なものであり、両国関係を一層強固なものとするだろうと述べた。

その後、チャーラヤン経済相は、コシェリ経済相に対しトルコが贈呈した警察用車両の代わりにそれらの車の2つの鍵を手渡し、記念撮影を行った。贈呈された警察用車両にコシェリ大臣と同乗したチャーラヤン経済相は、「以後、トルコとリビアは常に行動を共にするだろう」とメッセージを発した。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:25318 )