シリアがダムの水門を開けたことと、ハタイ県全域での豪雨の結果、アミク平原一体が水没したことで洪水が生じ、空港の滑走路も冠水した。空港では2日間にわたり空の便が欠航となった。
国家空港管理局(DHMİ)は、書面にて、トルコ全土で起こった悪天候が、多くの地域で空の交通の妨げとなり、交通麻痺の原因となっていると発表した。 自然環境が元となったこうした交通の障害が原因で、空を利用する市民の足にもしばしばこうした悪影響が出ているとした。特にシリアがダムの水門を空けたことと、ハタイ県全域での豪雨の結果、アミク平原一体が水没したことで洪水が発生し、空港も冠水したと説明した。
発表では、通常の二倍以上の雨が降ったハタイ地方では、アスィ川を取り囲む水路で発生した洪水に伴って、かなりの地域が冠水したとし、次のように説明した。
「空港の滑走路は平原より高い所にあるにも関わらず浸水の被害にあってしまった。ハタイ空港の空の安全性を危険に晒さないように、2012年1月 29日から2日間、全便欠航とする。欠航の期間を延ばすかどうかは事態の展開により再度検討される見込みである。当該地域では、国家空港管理局(DHMİ)、国家水道総局(DSİ)、県特別行政局、県災害緊急事態局による活動が休み無く続けられている。排水作業と、機能不全の解消がなされた後、空港でのフライトが再開される。」
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( 翻訳者:猪股玲香 )
( 記事ID:25390 )