トルコ再訪の日本人ボランティア近内さん、「自分の家にいるみたい」
2012年01月31日付 Milliyet 紙


ヴァン地震で崩れたバイラム・ホテルの瓦礫の下から救出された日本の支援ボランティは、バフチェリエヴレルを訪れ、「家にいるような気がする」と述べた。

ヴァンで11月9日に発生した5.6の地震で崩れたハイラム・ホテルの瓦礫の下から救出され、日本に帰っていた、救援組織でボランティアとして働く近内みゆきさんは、再びヴァンに行くのに先立ち、バフチェリエヴレルを訪れた。地震で亡くなった救援ボランティアで、彼女の隊の仲間であった宮崎淳さんの名前のつけられたバフチェリエヴレルにある「地震教育公園」を訪問した近内さんは、「ここで、まるで自分の家にいるような気がします。宮崎家にかわり、また私からも、みなさんに感謝します」と述べた。

区長のオスマン・デヴェリオール氏は、救援ボランティアの近内みゆきさんの訪問が、自分たちをとても感動させたとのべ、「トルコに対し、命をかけて奉仕してくださった人のことを私たちは決して忘れません。トルコ人の存在を尊び、そのためにヴァンの人々のために奉仕し、その際中になくなった宮崎淳さんは、永遠に私たちの心の中で生き続けます。故人の仕事仲間である近内みゆきさんの貢献にも厚く感謝します。近内さんがトルコと日本の友好の素晴らしい手本を示してくださったことを、名誉に思います」と続けた。

■トルコの人々はミヤザキを忘れなかった

2011年11月9日にヴァンで発生した地震で亡くなった宮崎淳さんのために、バフチェリエヴレル区により、市民安全公園に「ミヤザキ・アツシ医師交通教育市民安全公園」という名前がつけられている。
一方、2011年12月6日には、日本を訪問していた国務大臣で副首相のアリ・ババジャン氏により、宮崎さんの遺族に、「ミヤザキ公園の絵」がプレゼントされた。

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( 翻訳者:トルコ語メディア翻訳班 )
( 記事ID:25414 )