バシュブー元参謀総長へ終身刑求刑へ
2012年02月02日付 Yeni Safak 紙


イルケル・バシュブー元参謀総長に関して行われた捜査が終了し、起訴状が整えられた。起訴状ではバシュブー元参謀総長に、「武力と暴力を用いてトルコ共和国政府を転覆させ、また政府の職務を部分的、或いは完全に妨害することを企てた」罪で加重された終身刑が求刑された。

ジハン・カンスズ イスタンブル特別権限検事は、行われた捜査の結果39ページに及ぶ起訴状を作成した。これにより15人の逮捕者を含む、29人の容疑者の案件が「反動との闘争クーデター計画」裁判への統合請求とともにイスタンブール第13重罪裁判所へ提出された。

起訴状において、唯一の容疑者として記載され、捜査の枠組みにおいて逮捕されたバシュブー元参謀総長には、トルコ刑法(TCK)312条1項に基づき、「武力と暴力を用いてトルコ共和国政府を転覆させ、また政府の職務を部分的、或いは完全に妨害することを企てた」罪で加重された終身刑が求刑された。

さらに起訴状では、バシュブー元参謀総長が「武装テロ組織を指揮した」罪を理由に、15年から22年半の懲役が求刑された。

本起訴状はイスタンブル第13重罪裁判所に送られ、受理されるか否かは15日以内に決定されるとみられている。

バシュブー元参謀総長は、イスタンブル当直第12重罪裁判所の指示により、1月6日に逮捕された。

バシュブー元参謀総長の弁護人イルカイ・セゼル弁護士は、イスタンブル第12重罪裁判所に対し、行われた捜査と逮捕を不服とし、異義を申し立てたが、これは裁判所の判事団により棄却された。

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( 翻訳者:有田 潤 )
( 記事ID:25429 )