ダヴトオール外相、自由シリア軍へのトルコの援助を否定
2012年02月12日付 Milliyet 紙
アフメト・ダヴトオール外相は、シリアでバッシャール・アサド大統領反対派が結成した自由シリア軍に、トルコが武器またはそれに類似する物資を援助してはいないとし、この集団に軍事教育を行ったという主張が真実を反映したものではないと述べた。
共和人民党所属ハタイ県選出国会議員のレフィキ・エルユルマズ氏の質問に返答したダヴトオール外相は、トルコが、その基本的外交姿勢や近隣諸国と良好な関係を築くという目標において、シリアの反体制派集団に武器またはそれに類似する物資を援助し、これらの集団に軍事教育を行うといった活動をしているということはありえないと話した。ダヴトオール外相はトルコが、シリア国民が自身の正当な要求を平和的な方法で主張することに利益があると信じており、反対派との交渉において平和的な方法を放棄してはならないということを強く強調していると述べた。また、シリアの軍、警察、情報機関の関係者への武力攻撃を企てている人物が避難民キャンプに潜伏しているという情報はないと話した。
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( 翻訳者:菱山湧人 )
( 記事ID:25529 )