KCK捜査で、イスタンブル警察幹部9人配置換え
2012年02月15日付 Hurriyet 紙

イスタンブル県警察署テロ対策担当局と諜報担当局でPKK捜査を担当する警察幹部と署長が配置換えされた。

フセイン・チャプクンイスタンブル県警察署長の承認のもと、警察総局が発令した人事により、カズム・アクソイテロ対策担当副局長を含め合計9人の警察幹部と署長が配置換えされ他の職務へ任命された。

国家諜報機構(MİT)ハーカン・フィダン事務次官、エムレ・タネル元事務次官とアフェト・ギュネシュ元副事務次官がKCK捜査で事情聴取に呼ばれたのをうけて、すでに、ユルト・アタユン・イスタンブルテロ対策担当局長とエロル・デミルハン諜報担当局長が配置換えされアンカラへ移された。また、アリ・フアト・ユルマゼル諜報担当イスタンブル県警察副署長はアンカラの警察大学局内に職に配置がえされている。

[訳者注]警察・検察が、PKKとの交渉を行ってきた国家諜報機構(MİT)のハーカン・フィダン事務次官らへの捜査に乗り出したことに対し、政府はストップをかけている。政府はMİT法を急遽改正し、幹部捜査は首相の許可制とすることとしたほか、この記事にあるように、捜査の陣頭指揮をとっている警察幹部の配置換えをおこなっている。

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( 翻訳者:榎本有紗 )
( 記事ID:25568 )