イラン外務省、アゼルバイジャン共和国大使を呼び出す:テロリスト隠匿疑惑で
2012年02月13日付 Jam-e Jam 紙

 イラン人核科学者に対するテロに関与したテロリストらがアゼルバイジャン共和国を行き来し、彼らが同国で便宜を得ているとして、イランはアゼルバイジャン共和国大使を外務省に呼び出した。

 外務省情報プレス局の発表によると、一部のテロリストらが〔アゼルバイジャン共和国とイスラエルの間を〕行き来し、また彼らがテルアビブを訪問したり、シオニスト体制のスパイネットワークと協力したりする際に〔同国内で〕便宜を受けている〔との疑惑が浮上した〕ことを受け、〔政府は〕同国のジャヴァーンシール・アーホンドフ大使を外務省に呼び、イラン・イスラーム共和国の抗議の意志を同大使に伝えた。

 外務省のコーカサス・独立国家共同体(CIS)局の局長はこの面会で、〔イラン側の〕抗議文書を手交した上で、スパイ組織モサドがアゼルバイジャン共和国領内でイラン・イスラーム共和国に敵対的な活動を行うのを防ぐよう、同国に対し強く求めた。

 この面会ではまた、・イラン・イスラーム共和国の出先機関の代表らがアゼルバイジャン共和国で不当な扱いを受けていること、・メディアで日常的に反イラン・プロパガンダが繰り返されていること、・〔イラン北部の〕アースターラー=バクー間を往来していたイランの複数の輸送用トラックが差し止められていること、についても〔イラン側は〕強く抗議し、このような非友好的措置の即時中止を強く求めた。

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( 翻訳者:8409102 )
( 記事ID:25573 )