アタテュルクを侮辱―Facebookの写真にアクセス集中
2012年02月17日付 Radikal 紙
先週、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)、facebookで公開されたこの写真が短期間で一万人のユーザーのもとに届いた。
SNSで波紋を呼んでいる写真には、カルタル・アナドル・イマーム・ハティプ高校の学生とされる、スカーフをかぶった4人の学生がアタテュルクの胸像をからかって遊んでいる場面が写っている。
ヴァタン紙のコラミスト、ギュンギョル・メンギ氏とムスタファ・ムトル氏も今日のコラムで大きな波紋を広げているこの事件を取り上げ、学校運営者を批判した。
写真について、「学校でアタテュルクが悪く教えられていることは明らかだ。これは「歴史をよく知らないのだ」では説明がつかない。宗教もよく身についていないことの表れである。」と述べたメンギ氏は、「良心は宗教の半分でないのか?」という言葉でコラムを締めくくっている。
ムトル氏は、学校運営者に対し次の質問をした。「国が、アタテュルクの胸像に多くのお金を費やし、これからも費やし続けるのは、彫像の頭に手で角を作ったり、鼻の穴に指を突っ込んだりして、楽しんでいるこの愚かな子供たちを教育するためなのか?」
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( 翻訳者:細谷和代 )
( 記事ID:25595 )