イラン外相、核問題協議イスタンブルでの開催を発表
2012年02月20日付 Milliyet 紙

イランのアリー・アクバル・サーレヒ外務大臣は、国連常任理事国五か国にドイツを加えた六か国とおこなわれる核問題に関する協議の次の会合が、イスタンブルで開催されることに決定されたと発表した。

サーレヒ外務大臣は、米国、ロシア、フランス、イギリス、中国、ドイツと行われる協議をイランが歓迎していることを強調した。記者会見をおこなったサーレヒ外務大臣は、「サイード・ジャリーリー国家安全保障最高評議会書記がキャサリン・アシュトンEU外務・安全保障政策上級代表に宛てた書簡で、イランは協議が可能な限り早く開催され、イスタンブルで協議を開催したいと書いた」と述べ、一年間中断していた協議はトルコで再開するとの要求を自発的に届け、正確な日程については参加国からの返信を持っていると話した。 
金曜日(17日)、アシュトン外務・安全保障政策上級代表と米国のヒラリー・クリントン国務長官の間で行われた会談後におこなわれた記者会見でクリントン国務長官は、「私たちは、これを重要な一歩であると考え、書簡を歓迎する。書簡は、(イランが)西側諸国がイランに求めている協議が核開発プログラムを始める条件として受け入れたものと考えられる」と述べた。イランと六か国との間の最後の協議は2011年1月にイスタンブルで開催されたが、成果はあげられなかった。

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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:25624 )