■両替取引30%後退
2012年2月25日『アル=アハラーム』
【ムハンマド・アッ=サディーク】
両替会社での取引が穏やかな中、先週、ユーロの為替レートが14ピアストル上昇し、買相場が7.69エジプトポンド、売相場8.08エジプトポンドに達した。
ある両替会社の担当者であるユースフ・ファールーク氏によれば、ユーロは世界的にドルに対し値上がりし、ここ2ヶ月以上実現していなかった1ユーロ約1.33ドルに至った。これは第2次ギリシャ救済のパッケージが合意されたためである。また先週の取引で売買の動きにはっきりとした後退が見られ、先々週の取引と比較して約30%下落した。これは、外貨流入の弱まりと、為替の動きの後退で、大半の取引が個人による売買に止まったためだ。
さらに同氏は、ドルの買相場が6.035エジプトポンド、売相場が6.0475エジプトポンドを記録したと述べて、ドルのレートは比較的安定していると説明した。日本の100円が7.45エジプトポンドに下落した一方で、英ポンドは買相場が9.42エジプトポンド、売相場が9.57エジプトポンドを記録した。
またファールーク氏は、今週、ほとんどの通貨価格は明らかに安定していたと語り、スイスフランが6.59エジプトポンド、オーストラリアドルが6.38エジプトポンド、カナダドルが6エジプトポンドを記録したという。アラブ諸国の通貨に関して言えば、取引は鈍く、サウディアラビアリヤルは買相場が1.6025エジプトポンド、売相場が1.6150エジプトポンド、クウェートディナールは21.40エジプトポンド、カタールリヤルは1.6475エジプトポンドを記録したと明らかにした。
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( 翻訳者:岡裕一朗 )
( 記事ID:25676 )