いやがらせ?アレヴィーの家に「印」―アドゥヤマンで警察調査へ
2012年02月29日付 Zaman 紙


トルコ人とクルド人、アレヴィー派信徒とスンナ派信徒、ムスリムとキリスト教徒を始めとして、多様な民族性や宗教に属する人々が一緒に暮らしているアドゥヤマンで、市民数人が朝起きると自宅の門に赤い「印」があるのを見つけた。

不安に思った地区の住民らは、状況を警察に知らせた。警官らは現場で大規模な調査を開始した後、事件が起こった夜に関係する様々な職場の防犯カメラを調べた。アレヴィー派諸団体は検察に刑事告訴を行った。地区の住民らは門に「印」がつけられたことをマラシュ事件になぞらえ、犯人がすぐに見つかってほしいと 話した。

アドゥヤマン県カラプナル地区で、市民数人による自宅の門や壁に「印」をつけられたことに関する苦情を受けて、警察は調査を開始した。ラマザン・ソダン・ア ドゥヤマン県知事は、街の平和は何者にも壊させないと述べた。事件について綿密な調査を行っていると述べたソダン県知事は、次のように続けた:「数軒の家の庭の門や壁に文字や数字、絵のようなものがフェルトペンで書かれていたようです。警察はこの「印」を調査し、我々はまず、これが子供によって行われたか、もしく は挑発の目的で行われた可能性があると考えました。」そして、行った最新の調査によれば、20~25軒の家の庭の門や壁にこの種の「印」が発見されたと強調し、「(印の)形は何にも似ていませんが、数字や文字、絵に類似しているように、無作為に描かれたものです。私たちの県には何の不安もありません」と説明した。

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( 翻訳者:安井 悠 )
( 記事ID:25710 )