アンタルヤ、ハタイ、クルッカレ、チャンクル、そしてアンカラで、人々に天国行きを約束し、金をだまし取ったとされる、3人の女性を含む6人が拘留された。
アンタルヤ公安局盗難詐欺対策室のチームが、信仰心を利用して詐欺を働いたとされる被告人たちに対し、2ヶ月間の内偵の後、捜査を行った。
アンタルヤ、ハタイ、クルッカレ、チャンクルとアンカラ行われた一斉捜査で、組織のリーダーであるとされるF.Kとその妻N.K、医師であることが明らかになったA.C.YとA.Y、U.T、F.Yが拘束された。
F.Kはベイセル・カラニ(訳者注:ウワイス・カラニー、イスラム教の聖者)の生まれ変わりであると語り、「天国行き」を約束し、金をだまし取ったとされる。
被告人たちは2年で11人から5~6百万リラだまし取ったとされ、被告人たちは詐欺を働く際に催眠術法も使い、同組織がだました人たちの中には裁判官、弁護士、そして教師たちもいたことがわかった。
また被告人たちは、信仰心を利用してだますことは出来ないと考えた人たちに対しては、一部財産の国有化に関する法律を利用して詐欺を働いたといわれている。被告人たちは「同法によってトルコに持ってきた資金を、罰金を支払うことができないため中央銀行から受け取ることが出来ずにいる」といい、利息を支払うことを条件に人々から金を集めたとされる。
被告人たちは、取り調べののち「組織的な詐欺」の罪で裁判所に引き渡された。
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( 翻訳者:門野淑香 )
( 記事ID:25744 )