シリア反体制派、クルド人に平等の約束
2012年04月04日付 Zaman 紙

シリア反体制派の統括組織であるシリア国民評議会(SMK)は、(自分たちを)「憲法上の地域及び国民」として定義されるよう要求したが拒否されたとして同評議会に参加しなかったクルド人グループに向けて、先週合意された「新シリア協約」の承認を呼び掛けた。

昨日4月3日イスタンブルで行われた記者会見で、シリア国民評議会はシリア国内のクルド人に関する諸問題が認められ、又クルド人に平等な諸権利が与えられる新国家を約束した。同国民協約では、立ち遅れたクルド人居住地の発展に向けた取組みの実施が明示される一方、シリア国土の一体性を保全したうえで同取組みが実施されることが強調された。シリアの人口の10%を占めるクルド人は、市民権、私有権、及びクルド語教育を保障する連邦制を要望していると伝えている。

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( 翻訳者:藤井庸平 )
( 記事ID:25973 )