エーゲ海を挟んだ2つの地域で、バクラヴァに引き続いてスィミットークルーリ(ギリシャ版スィミット)戦争が勃発する可能性がある。
イスタンブル・スィミット売り協会のゼキ・サミ・オズデミル会長が、スィミットの国際特許を申請しようとしていることに対しアテネが反発した。
エレフテロス・ティポス紙は、「トルコとギリシャの喧嘩に新ラウンド:カルダク岩場、バクラヴァの次はスィミット」と報じ、スィミットが紀元前からよく知られた食物であり、ビザンツ帝国期には、特にイスタンブルとサロニカで愛されたと続けた。
記事は、スィミット売りはギリシャとアルバニアの国境地域にあるエピルス地域に多く、この地方では、スィミットが入った重いトレイを(頭に乗せて)運ぶせいで、頭の形の特徴にさえ影響を受けているほどだと述べている。
エレフテロス・ティポス紙は、これまで何世紀にもたって、エピルスでは、母親が息子たちに「イスタンブルでスィミット売りになれますように」と祈ってきたと伝えている。
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( 翻訳者:丸山 礼 )
( 記事ID:25990 )