シリアへの武器運搬船から爆発物313トン、押収される
2012年04月24日付 Radikal 紙
シリアへの武器輸送の疑いで、4月18日からイスケンデルン港に停泊中の商船「アトランティック・クルーザー」号から、爆発物313トンなど、合わせて945トン相当の貨物が押収された。
船長の話によると、トルコの輸入商社6社が民間での使用を目的に輸入した313トンの火薬、導火線、薬筒のほか、ロシアに運ばれる予定の精製物質68トン、クロアチアに輸送される火薬31トン、シリアのタルトゥース港に向かう962個、総重量945トンに及ぶ火力発電部品や発電機などを含む船内の貨物全てが押収された。
イスケンデルン税関密輸対策本部、イスケンデルン関税局、港湾警備司令部の各捜査チームと武器専門家による、詳しい貨物の調査が今朝早くから行われている。
■捜査は継続中
捜査チームは、木製コンテナに入った貨物を一つずつ、休みなしで調査を続けている。これまでの調査では、申告された以外の貨物は見つかっておらず、明日も調査が継続されると発表された。
またこの間、調査が終了した貨物を船に戻すために船主代理や商社代表者と面会が行われ、他の貨物も調査が終わったのち、船に運び入れられることが明らかにされた。
シリアへの武器輸送の疑いで、4月18日にイスケンデルン湾沖に碇(いかり)を下ろしたアンティグア・バルブーダ船籍の「アトランティック・クルーザー」号は、同日イスケンデルン港内に誘導され、調査が始められた。
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( 翻訳者:池永大駿 )
( 記事ID:26170 )