専用線バス・コマーシャルに利用者、「ご冗談でしょ!」
2012年04月25日付 Radikal 紙

イスタンブル市営交通局(IETT)の「イスタンブルの公共交通機関の快適さ」が強調されたコマーシャルがからかいの的になっている。

コマーシャルに登場するヴァタン・シャシュマズは、自家用車に乗らず、「空の」専用線バス(メトロバス)に押し合いへし合いすることなくスムーズに乗り込み、座席に座る。何とこのコマーシャルはメトロバスが最も混雑する時間にバスの中で放映されている。イスタンブルのメトロバスの現状に反したこのコマーシャルを、やっとのことで乗り込み、ほとんど座れることのない車内で目にしなければならないイスタンブル住民は、「このがらがらのメトロバスはどこにあるの?どのバス停かしら?」と言わずにはいられない。

■放送打ち切り

イスタンブル広域市のアフメト・ファールク・ヤナルダー報道顧問は、ヴァタン・シャシュマズが出演するメトロバスのコマーシャルが事実にそぐわないため、カーディル・トプバシュ市長により放送が打ち切りになったとツイッターで発表した。

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( 翻訳者:大嶽真梨子 )
( 記事ID:26185 )