サウジアラビアの2011年の不動産事業は2400億ドル
2012年05月02日付 al-Hayat 紙

サウジアラビアの2011年の不動産事業は2400億ドル

2012年5月2日『アル=ハヤート』

【ダンマーン(サウジアラビア):ファーイク・アル=ハーニー】

経済統計によると、サウジアラビアの不動産部門の投資は昨年過去最高額を記録し、9000億リヤル(2400億ドル)に達した。その一方、建築資材産業の投資は未だ低く、製造加工業の投資額の9.5%以下である。

湾岸工業化諮問機構(GOIC)の「産業情報事務局」の統計では、2011年のGCC諸国の建築資材部門は投資額の第3位であると伝えられた。これは約1兆2000億リヤルと見込まれた製造加工業での投資総額の9.5%にあたる約1160億リヤルを含んだ。また、この建築資材産業の工場数は、製造加工工場の工場数合計の約16.4%を占めた。この工場数は同年に約13782に達している。また、建築資材産業での労働者数は全労働者数の約16.2%を占めた。

GOICのアブドゥルアズィーズ・アル=アキール事務総長は「建築資材産業の成長と発展は、建築・建設部門の拡大と結びついている。同部門の現在と2020年までの事業計画費は、全てのGCC諸国で約2兆5000億ドルになると見込まれている。」と明かした。

また、事務総長は「2011年の100件の最も大きな事業の総額は、1兆2000億ドルであった。そして、その中で建築資材産業の事業額は総額の約50%をなした。また、不動産部門はUAEで第1位、サウジアラビアで第2位を占め、その額は2190億ドルとなった。」と付け加えた。

「GOIC」は来る5月23日にクウェートで、建築及び建設資材の製造者のための第一回調整会議を開催する。この会議は、部門内の製造者間の調整と、同部門の投資機会と最新技術の発表のために行われる。

(後略)

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( 翻訳者:増田里紗 )
( 記事ID:26276 )