次回核交渉のホスト国、協議のためにテヘランを訪問
2012年04月23日付 Jam-e Jam 紙


アフマディーネジャード大統領「イランとイラクに力があれば、中東地域に敵の居場所はなくなるだろう」

 イランと〔安保理常任理事国にドイツを加えた〕5+1グループとの次回の協議で、バグダードがそのホスト国となったことがきっかけとなって、イラクのヌーリー・アル・マーリキー首相がテヘランを訪れた。同首相はハイレベルの政治経済団の団長として、我が国の当局者らと協議を行うことになっている。

 本日終わる予定の二日間にわたる今回の訪問では、電気相や商業相、鉱工業相、予算相、及びイラクの議会関係者や当局者らが、マーリキー首相に同行している。

 今回のイラク首相のテヘラン訪問は、現在イラクがアラブ連盟の議長国を務めており、また同国の首都バグダードが今年のホルダード月3日〔西暦5月23日〕にイランと5+1グループとの間で行われる次回協議のホスト役を務める予定である中で、実現したものである。それゆえ、イラクがアラブ連盟の会議開催を成功させた後で、イランと5+1グループの協議がバグダードで開かれるならば、イランにとって最も重要な同盟国の一つであるイラクの国際的地位も、今後急激に上昇するだろう。

 他方、様々な地域問題、特にシリア問題やバーレーン問題でのイランとイラクの立場の近さも、今回の訪問での話し合いのもう一つの中心テーマとなり得るだろう。イラクはこうした立場を、バグダードでの〔先日の〕アラブ連盟首脳会議で提起したことで、サウジアラビアやカタールの怒りを買っている。

 ヌーリー・アル・マーリキー首相のテヘラン訪問のプログラムの中には、イラン・イラク経済合同委員会の立ち上げや、我が国の高官らとの協議・話し合いもなども含まれている。

〔‥‥〕

Tweet
シェア


関連記事(サーレヒー外相「西洋による信頼醸成措置は制裁の解除から始まる」)
原文をPDFファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:8408114 )
( 記事ID:26277 )