給食牛乳で「中毒」疑惑問題、3大臣が記者発表
2012年05月03日付 Radikal 紙

レジェプ・アクダー保健相、オメル・ディンチェル教育相、メフディ・エケル食料農業畜産相は、給食牛乳による中毒疑惑に関し、発表を行った。

メフディ・エケル農業相は、トルコ大国民議会の本会議場にて国会議員に説明した。本会議で発言した農業相は、「給食牛乳による中毒で、入院したり病院へ運ばれた生徒はいない」と述べた。

エケル大臣は別途行った発表で「トルコで初めての、このような大きな健康プロジェクトに対する妨害は断じて許さない。もし牛乳に問題があるのなら必要な措置を徹底的にとり、責任者は必ず罰せられる。しかしもう一度強調するが、給食牛乳の中毒が原因で入院したり、病院で手当てを受けている生徒はいない」と述べた。エケル大臣の発表は以下の通り。

■疑いのある牛乳、マーケットから排除

発生した軽度の症状について調べている。現在、全ての調査を実施している。24時間から48時間の間に結果が明らかになる。診察は全て終了し、治療が行われた。疑いがかけられた牛乳の全てをストップとした。これらは市場から除かれ、今後、丁寧に調査が行われる。しかし、トルコは初めてこれほど大きなスケールの健康プロジェクトを行われているのだ。一部の人々がこれを妨害することを我々は許さない。だれのせいだとも、まだいっていない。我々の親愛なる兄弟である関連各省の大臣たちと、調査過程を見守り、追跡しているところだ。このプロジェクトは続いていく。家族そして子供たちには、必要な事前の教育が行われ、全員に(アレルギー調査の)用紙が配られていた。これらの全てに、子供たちの家族が署名している。アレルギーのあるもの、過敏症状のあるものには、牛乳が配られないよう、情報が提供された。

配布された牛乳のなかに後からの操作がおこなわれたのでなければ、通常は、賞味期限まで、まだ3,4ヶ月を残している。それでも、私たちは全ての県で、疑いのあるもの、ないもの、疑いがかけられるかもしれない給食牛乳の全てのサンプルをとり、調査をした。いくつかは結果が得られ、いくつかは結果が得られようとしている。全て終われば、この結果を世論と共に共有する。全てが透明な形で行われている。最後にいうが、このプロジェクトの核は、子供たちを健康的に育てるという点にある。子供たちを健康的に育てるという(このプロジェクトを)我々は決して中断しない」と述べた。

■アクダー大臣の発表:消化不良

 生徒たちの学校給食牛乳による中毒疑惑に関して、レジェプ・アクダー保健相が発表を行った。アクダー保健相は「子供たちに牛乳に対する過敏症状であるならば、家族は知らせてほしい。中毒ではない、子供たちの一部が具合が悪くなった原因は牛乳の消化不良だ。科学的なデータが消化不良を示している。中毒が理由で入院しているものはいない」と述べた。

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( 翻訳者:櫻川知子 )
( 記事ID:26294 )