ギュル大統領、、オランド新仏大統領へ「慎重な態度求める」祝福メッセージ
2012年05月07日付 Hurriyet 紙
アブドゥッラー・ギュル大統領 は、6日におこなわれた決選投票でフランスの大統領選に勝利した フランソワ・オランド氏を祝福し、新しい任務での成功を祈った。
ギュル大統領は文書によるメッセージで、オランド氏が選出されたことが二か国間の関係の発展に寄与することを願った。また、同じメッセージで、トルコにとって微妙な問題がオランド氏による新政権では考慮されるとの期待も表明された。
フランスのサルコジ前政権は、トルコのEU加盟交渉において、いくつかの交渉課題の進展を妨害し、そして、最近では、フランス国会で承認されたが、その後、憲法委員会が違憲とした「1915年事件に関するアルメニア側主張を否定することを犯罪とみなすとの法」により、二国間の関係に深刻な緊張をもたらしてた。
オランド氏は、ニコラ・サルコジ前大統領同様、大統領選前にアルメニア人ディアスポラ団体に対し、憲法委員会が拒否した法律を再び議題にのせるとの発言をおこなっている。
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( 翻訳者:岸田圭司 )
( 記事ID:26328 )