捕まえて、びっくり-サッカー・フーリガンらの驚くべき職業
2012年05月14日付 Radikal 紙


カドゥキョイにあるシュクリュ・サラチオールスタジアムで行われたチャンピオンリーグでの騒動で逮捕された47人の職業は、警察官をも驚かせた。フーリガンの中には医師、教師、会社の重役、金融会社の上役、エンジニア、取締役、そして弁護士もいた。

逮捕者の中には指名手配犯が1人含まれていたことが判明した。その一方で逮捕者の大多数に麻薬、窃盗、密輸、暴行といった犯罪歴があったことが明らかになった。逮捕者のうちの15人がグラウンド内の騒動の際に、残りはスタジアムの外での騒動の際に捕まったことが分かった。さらに、騒動の際に警察官44人が負傷したことが明らかになっている。

シュクリュ・サラチオールスタジアムで試合後に起こった騒動の後、治安担当局で逮捕者の取調べは続いている。共和国検察当局の許可により、拘留期間を一日延長された被告人の職業は熟練の警部をも驚かせた。

逮捕者の中にはアゼルバイジャン人医師もおり、私立学校の教師が警察官に投石した罪で逮捕された事も明らかになった。イギリスで金融会社の上役として勤務している人物の強盗課での取調べが続いていることが明らかになった。他の逮捕者の中にはエンジニア、不動産屋、法律事務所勤務者、会社経営者もいる。

強盗課の取調べを受けている47人の容疑者の中には犯罪歴のある者もおり、彼らには密輸、暴行、傷害、麻薬、窃盗といった前科があったことが明らかになった。そして、逮捕者の中には別の罪で警察に指名手配されている人物もいたことが知らされた。

■特別チームが編成された

さらに騒動時に撮影された映像を調査するために特別チームが編成された。このチームは放送局と事件現場調査チームが撮影した映像を細心の注意を払って調査し、騒動に居合わせた人達の身元を明らかにすることに努めている。

■パトカー、救急車、消防車、İGDAŞ車が破壊された

関係者は騒動関連の取調べが続けられており、騒動の際に警察官44人が負傷したと公表した。パトカー14台が破壊されたこの騒動の中で、救急車5台、消防車2台、イスタンブルガス(İGDAŞ)所有の自動車2台も被害を受けたことが知らされた。周辺駅のガラス合わせて125枚が暴徒によって割られ、市民所有の自動車3台も破壊されたと発表された。
容疑者は明日、裁判所に送致されることになっている。

Tweet
シェア


この記事の原文はこちら
原文をPDFファイルで見る
原文をMHTファイルで見る

 同じジャンルの記事を見る


( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:26392 )