キリスのシリア避難民コンテナハウスで、警官隊に投石
2012年05月15日付 Radikal 紙


キリスのシリア避難民が居住しているコンテナハウスで、無許可に滞在していたシリア人らと警官との間で抗争が起こった。シリア人が投げた石によって警察官3名が負傷した。

トルコのキリス県のコンテナハウスには国内紛争によって逃亡してきたシリア人を収容しており、その何名かが彼らに割り当てられていない空きコンテナに居住しているという情報を警察は掴んだ。午後4時ごろ立ち退き作業が始まった。

警察の警告を無視して、コンテナハウスから出ないシリア人は警官に石を投げた。投石により3名の警官が負傷し、パトカーや管理棟も破損した。

警官が負傷したことは無線で連絡され、コンテナハウスには大勢の警察と軍警察が出動した。エルカン・チャパル副県知事とメフメト・アクプナル県警察部長はコンテナハウスに赴き、事件の概要を警備隊から得た。この緊迫した状況を終結させようと、アラビア語放送が頻繁に流された。事態収拾のために、コンテナハウスの入り口には何百人の警官と軍警察官が待機していた。エルカン・チャパル副県知事とメフメト・アクプナル県警察部長は、状況が落ちついた頃にコンテナハウス域内に入った。チャパル副県知事とアクプナル部長は、しばらくの間シリア人らと話し、事件の解決に向けて説得をした。シリア人代表らと交渉した二人は、事件解決へと導いた。

コンテナハウスのキャンプ入口で装甲車を配置し警備を強化していた一方、被害調査も開始された。投石によって軽傷を負った3名の警官は、キリス県立病院で外来診察を受けた後退院した。

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( 翻訳者:小幡あい )
( 記事ID:26399 )