フェネルバフチェ対ガラタサライ戦で緊張が広がったトルコは、アンカラから届いた素晴らしい光景により、忘れられていたフェアプレーの雰囲気に再び戻った。
先週は、スタンドから投げられた異物、ピッチに降りたサポーター、罵倒、ピッチ外で生じた戦場を想起させる光景でしばしば話題に上がっていたトルコサッカーであるが、アンカラで、待ち望まれていた場面を目にした。
■ブルサスポルのサポーター達はフェネルバフチェを讃えた
フェネルバフチェが4-0で勝利し、29年ぶりにトルコカップで優勝した試合終了後の笛の合図と共に、黄-紺(フェネルバフチェのチームカラー)のサッカー選手達は、ブルサスポルのスタンドへ向かい敵を称賛した。ブルサスポルのサポーター達も黄―紺の選手達へ拍手を返した。
その後、両チームの選手たちは、ピッチの真ん中で、長い間、互いに祝福しあっていた。
■フェネルバフチェの選手達はブルサスポルの選手達を祝福
アンカラの5月19日スタジアムでの光景は、これだけでなかった。フェネルバフチェの選手たちはメダルをもらい、台から降りたブルサスポルの選手たちへ拍手を送り続けたのだ。
この間、優勝した黄―紺の選手たちがあまり喜んでないことが目につく中、フェネルバフチェの選手たちは優勝カップを持ってピッチを歩き回ることもしなかった。
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( 翻訳者:田中けやき )
( 記事ID:26412 )