国内産小麦買い上げ融資に供給省に30億エジプト・ポンド
2012年05月27日付 Al-Ahram 紙
■国内産小麦買い上げ融資に供給省に30億エジプト・ポンド
2012年05月27日『アル=アハラーム』
【イーマーン・イラーキー】
財務大臣ムムターズ・サイード氏は、5億エジプト・ポンドを供給・国内商業省に速やかに融通すことを決定した。国内産小麦買い上げ融資の名目で、第4回目の支出として行われる。現在までのところこの融資総額は30億エジプト・ポンドに達する。
大臣は、すでに、財務大臣に、25億エジプト・ポンドを前もって供給省へ3回にわたって融資したことに言及した。これは新しい協定に基づいたもので、5月20日までに国産小麦買い上げのために融通された総額は、約30億エジプト・ポンドに上る予定である。
また、教育活動改善のための、異なる教育分野への分配金を増強する政府の試みの一環として、金融大臣は大学にミニヤ大学に88万6千ポンドを下すことに同意した。その支出は、同大学の工学部の実験室の改良とともに、農学部の畜産場の費用の一部に使われる。
同様に大臣は、考古最高評議会が指揮監督する、イスラム教やコプト教の遺跡修復計画への投資分配金の増加に同意した。それは328万ポンドに値する。残額は、カイロのアル=ガマリーヤ通りの公共施設網の修理・作新事業に使われる。
また、政府は、国民が公共予算投入の成果を感じられるよう、中断しているインフラ計画を完成することを強く望んでいると大臣は明言し、以下のことを指摘した。すなわち、財務省はこれらの計画を所轄する他の省庁や公共機関とともに、現在停止している複数の計画の監査を行う。停止の理由は、国レベルでの資金融資不足であり、従って、計画全体の80%以上が出来上がっているものが優先される。また、これらが完了しない限りは社会が利益を得ることがないことから、停止中の計画の早期終了が優先されるのである。
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( 翻訳者:西方真帆子 )
( 記事ID:26513 )