副大統領4名に異動:ミールタージョッディーニー氏が「憲法施行」担当副大統領に
2012年05月28日付 Jam-e Jam 紙

 マフムード・アフマディーネジャード大統領は4つの辞令を別個に発表し、3名の現職副大統領を配置変えし、うち1名を新設された「憲法施行」担当副大統領に任命した。

 大統領府のウェブサイトが伝えたところによると、大統領が発表した辞令では、・ベフルーズ・モラーディー補助金改革機構長官がエブラーヒーム・アズィーズィー氏に代わって「計画・戦略管理」担当副大統領に、・エブラーヒーム・アズィーズィー氏がロトフォッラー・フォルーザンデ氏に代わって「マネジメント開発・人的資本」担当副大統領に、それぞれ任命された。ロトフォッラー・フォルーザンデ氏はモハンマド・レザー・ミールタージョッディーニー氏に代わって、議会担当副大統領に就任し、ミールタージョッディーニー氏は「憲法施行」担当副大統領になる見込み。

 ベフルーズ・モラーディー氏が補助金改革機構の長官にとどまるのか、それとも別の人物が彼に代わって同職に就任するのかどうかについては、今のところ不明。

 〔大統領府内に〕「憲法監視」担当の副大統領職が設置される一方、大統領は昨年エスファンド月〔2012年3月〕に、・モハンマド・レザー・ラヒーミー、・エブラーヒーム・アズィーズィー、・モハンマド・アリー・ヘジャーズィー、・ミールタージョッディーニー、・モルタザー・バフティヤーリー、・ファーテメ・バダーギー、・モハンマド・ホセイン・アフマディー=シャーフルーディー、セイエド・ファズロッラー・ムーサヴィー、・アフマド・ムーサヴィー、・ガーエム・シャアバーニー、・アフマド・アリーザーデ、の各氏を「憲法監視委員会」の委員に任命している。

 この委員会の設置は多くの反響を呼び、特に憲法の解釈権を有する護憲評議会は、この委員会の設置を違法であると認定していた。〔護憲評議会の違法認定に逆らう形で〕アフマディーネジャード大統領は憲法の条項にもとづいてこの委員会を設置していると主張、大統領には憲法の施行を監視する責任があると述べている。

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( 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 )
( 記事ID:26541 )