ブリュッセルで警察に連行されたブルカの女性、大暴れ
2012年06月01日付 Hurriyet 紙


ベルギーの警察は木曜日の晩にブルカの恐怖を味わった。首都のブリュッセルのモーレンベークの通りで2人の警官が黒いブルカを着て歩いている女性を呼び止めて身分証明を求め、次に顔の部分を開けるように要求した。

女性がこの要求に応じなかったため、警官は彼女を警察に連行した。しかし女性は道で一人の警官に頭突きをしようとした。警官らはブルカ女性をなんとか警察に連行することに成功したが、そこではさらに大きな驚きが待ち構えていた。というのも女性は警察で大暴れしたのだ。

■警察の前で抗議

警察の中でのもみあいで警官2名とブルカの女性が負傷した。一方、このニュースはベルギーのムスリム住民の間に一気に広まり、警察の周りで抗議する者たちが現れ始めた。抗議のために集まった一団は、警官と衝突した。モーレンベーク区長はこれを受けて区内では5人以上が集まることを一時的に禁じた。一方で、女性は病院に運ばれたが、事情聴取のためにその後解放された。ベルギーでは2010年の4月に承認された法律で、顔を完全に覆うブルカは公の場で着用することが禁られていた。

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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:26585 )