昨年、イスタンブル最大の歓楽街で始まった「路上のテーブル‐椅子設置禁止」に従わない店舗に対し、昨晩取締りが行われた。
ベイオール警察は、昨晩アスマルメスジト-ベイオール-ジハンギルを対象に「路上テ―ブル撤去」を行った。同チームは、(路上テーブル設置)禁止に従わない店舗が並べているテーブルと椅子を回収、車両に積んでいった。ツーリストらは食事中に座っていた椅子やテーブルが撤去されることの状況を呑み込めず、呆気にとられていたが、各店舗オーナーは抵抗を行った。
■そもそも店舗での喫煙は禁止
アスマルメスジットでの撤去の現場に食事のため居合わせたヌリ・アルチョ氏は、この撤去作業を批判した。「ここは、観光地区であり、イスタンブルの「瞳(大切な場所)」であり、ノスタルジックな場所である。こうした禁止を敷く意味が私にはわからない。そもそも店舗での喫煙は禁止であり、何故外で座ることを妨げるのか。更に、以前からこの地区にシンナー中毒者が立ち入りすることが出来なかった。このテーブルと椅子が置かれるようになってシンナー中毒者がいなくなった。一芸術家として、今般の状況には悲しみを覚える」。
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( 翻訳者:山根卓朗 )
( 記事ID:26676 )