【政治部】アフマディーネジャード大統領は「手工芸品の生産・輸出には、経済的な側面だけでなく、イラン国民の文化と人間性を〔世界に〕広めるという意味もある」と強調した上で、「イランの手工芸品は、イラン国民の全実存、芸術的で正義と神を希求するイラン国民の精神を映しだす鏡なのである」と語った。

　マフムード・アフマディーネジャード大統領は昨日、手工芸品の分野で活躍する国内の芸術家たちとの面会の中で、「手工芸品は、装飾品としてだけでなく、美しくアートに満ちた生活のための小道具として、人々の実生活の領域に入りこむことが求められている。そのためには、〔手工芸品を大切にする〕文化を創り、コストを下げ、生産量を増やすことが必要だ」と述べた。

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　アフマディーネジャード大統領は、イラン国民はその長きにわたる歴史の中で、山あり谷ありを無事乗り越え、〔敵からの〕きわめて過酷な攻撃も克服してきたのであり、今も変わることなく、数千年来のアイデンティティを保持している国民なのだと指摘した上で、「イランの手工芸品もまた、他の分野と同様に、一時衰退を余儀なくされた。そして今、他の分野と同じように再生し、自らの本来の場所に戻るべき時が来ているのである」と語った。

　大統領はその上で、「手工芸というアート（技芸）には、工学的な知識が含まれている。またそこには、自然環境保護の原則が保持されている。さらにその美は、人間の尊厳と名誉と偉大さを示すものでもあるのだ」と述べた。

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（ 翻訳者:ペルシア語記事翻訳班 ）
（ 記事ID:26709 )