イスタンブルでは、ファーティフ・スルタン・メフメト(FSM)橋と金角湾橋が補修に入ったことで、今朝からイスタンブルの人々にとって交通渋滞の悪夢が始まった。自家用車で出勤するドライバーは交通が止まり、立ち往生した。公共交通機関に切り換えた市民はというと、何時間も並んで待った。昼頃FSM 橋の渋滞はİSTOÇまで続いた。普段なら20分で着く距離が、昼頃は140分以上かかった。16時半以降も依然として朝の渋滞は終わることなく、次は夕刻の悪夢が始まった。関係者によれば、2つの選択肢があり、それは海路か公共交通機関である。しかし、渋滞を避け海上フェリーに乗ろうとした人々もショッを受けた。カバタシュとバクルキョイを結ぶフェリー乗り場で騒動が起き、ハレムから対岸へ渡ろうとしていた車のなす列がアタキョイまで繋がってい た。22時以降渋滞は緩和されたようだ。
■最新の交通状況
カーフェリーを利用しようとしているドライバーに重要なリマインド。カーフェリーへの列はイェニカプから始まっている。
ヨーロッパ側からアジア側方面への通り抜け:ボスフォラス橋はメジディイェキョイから、FSM橋はアリベイキョイから渋滞。
アジア側からヨーロッパ側方面への通り抜け:ボスフォラス橋、FSM橋は通行可。
ヨーロッパ側E-5:キュチュクチェクメジェ-アヴジュラル間、金角湾入り口、オクメイダヌ湾とその上の道路で渋滞。
海岸線の交通:ドルマバフチェ渋滞なし。ベシクタシュ、オルタキョイ、ユルドゥズ橋のクタラム方面で渋滞。
FSM橋と金角湾橋の補修事業が始まった。FSM橋は0時半頃2車線ともが封鎖され、一方で金角湾橋はトプカプ方面への片側車線が5時半頃封鎖となった。FSM橋のヨーロッパ側からアジア側にかけて行われる予定のアスファルトの張り替え工事の前に、幹線道路の作業員が橋の入り口に看板やブイを置いて2車線を封鎖した。自動車は橋の入り口と途中で長い列をなした。車道が封鎖されたことで、渋滞に巻き込まれた市民は工事に反発を示した。3ヶ月続く工事は24時間3交代制で行われ、今後もう1車線封鎖される可能性があることが明らかになった。
■ムトゥル知事:申し訳ない
イスタンブルのヒュセイン・アヴニ・ムトゥル知事は、FSM橋と金角湾で始められた工事のせいで起こった渋滞のことで、イスタンブル市民に詫びた。
■金角湾橋はトプカプ方面への道も封鎖となった
金角湾橋の補修事業の中で、トプカプ方面への片側車線を封鎖した。担当者が橋の入り口と連結道路を封鎖した。20日間通行禁止となる車線では24時間3交代で工事が続くことになる。金角湾橋はというと、5段階で行われるアスファルトの取り換え工事において、メインの橋での工事が行われる際には他の橋と迂回路から、また他の橋での工事の時にはメインの橋と迂回路から車の流れを円滑にする予定である。工事の間メトロバスは常に動いている。工事は15日で終わる予定である。
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( 翻訳者:百合野愛 )
( 記事ID:26754 )