ドイツのハンス=ペーター・フリードリッヒ内相は、サッカードイツ代表チームのメスト・エジルが「純粋なドイツ人でない」とするツイッター攻撃について厳しく非難した。
フリードリッヒ内相は、新オスナブリュク紙に対して、インターネットでのエジルへの人種差別的な攻撃は「不快」と述べた。同内相は、エジルへの攻撃は 「氷山の一角」としながらも、エジルの父親であるムスタファ・エジルがこの問題で訴訟を起こすのはもっともであると語った。また、「インターネットの履歴から容疑者の手がかりが見つかる可能性があります。しかし現在のインターネットのデータ上にはあまり手がかりがありません」と語った。フリードリッヒ内相は、 EURO 2012で数名のドイツ人サポーターがドイツ‐デンマーク戦で叫んだ人種差別的なスローガンもエジルを困惑させたと話した。ドイツがデンマークと戦った試合中に、ツイッターのあるアカウントには、「エジルは明らかにドイツ人ではない。紙切れ一枚で出自を変えることはできない」と書き込まれていた。エジルの父親のムスタファ・エジルさんは訴訟を予定していると伝えられていた。
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( 翻訳者:富田祐子 )
( 記事ID:26804 )