女子バレーボールチーム、日本をやぶりワールドグランプリ決勝ラウンドへ
2012年06月23日付 Radikal 紙
バレーボールワールドグランプリにおいて、ネットのスルタン(註:トルコ女子ナショナルチームの愛称)が日本を各セット23-25、25-14、25-21、25-17の3対1で下し、ファイナルラウンド進出を確実にした。ワールドグランプリ決勝は6月27日~7月1日の期間に中国寧波市にて開催される。
バレーボールワールドグランプリで、ネットのスルタンは7試合中6つの白星を得、ファイナルラウンド進出を確実にするために、日本と対戦した。ネットのスルタンらは日本を相手どり、第1セットを23-25で失したものの、第2セットは25-14、第3セット25-21、第4セット25-17と勝ち取った末、試合を3-1で制し、ファイナル進出を決めた。2度目の出場となるワールドグランプリを争うナショナルチームは、歴史上初めてその名をファイナルに刻む。一方、日本には決勝進出のチャンスは残っていない。
日本チームを打ち負かせばファイナル・グループ確定という状況だったトルコチームは、第1セットの一度目のテクニカル・タイム・アウトを8-7で先制(註:一方の チームが8点・16点先制時に取られる)。しかし日本は一度目のテクニカル・タイム・アウト後、素晴らしいディフェンスを見せて得点に追い付き、2度目の テクニカル・タイム・アウト時には16-15と巻き返した。ブロックでも好プレーを続けた日本が第1セットを25-23で制した。
第2セット、ネットのスルタンの立ち上がりは速かった。4-0の点差をつけた月星のユニフォームを着た選手たちは、8-2で一度目のテクニカル・タイム・アウトを先取した。日本のディフェンスを難なく下したトルコチームは、2度目のテクニカル・タイム・アウトも16-9で先取し、このセットも 25-14で勝ち取った。
対戦の第3セットは激しい打ち合いで幕を開けた。ライバルに優勢を許したネットのスルタンだが、最初のテクニカル・タイム・アウトを8-6で先取。センタープレーヤーらの攻撃が決まり、日本相手に優勢を守ったトルコは、二度目のテクニカル・タイム・アウトも16-13で先取し、このセットも 25-21で制した。
第4セットにも素早く入ったトルコチームは、一度目のテクニカル・タイム・アウトを8-3で先取。集中力を欠いたライバルを相手に冷静なプレーを見せたトルコチームは、2度目のテクニカル・タイム・アウトも16-10で先取した。ネットのスルタンたちは、日本の追随を許さず、このセットも25-17で終え、セット数3-1で勝利した。
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( 翻訳者:原田星来 )
( 記事ID:26819 )