ワシントンポスト「アメリカとイスラエルはコンピューターウイルス《フレイム》の製作で協力している」
対イラン・ウィルス「フレイム」の製作でアメリカとシオニズム体制が協力しているとの報道が流れたちょうどその頃、通信情報技術相は国家的なサイバー攻撃を理由に、イラン・イスラーム共和国が諸々の国際機関に抗議を申し入れていることを明らかにした。
イラン国営通信の報道によると、昨日閣議の折に会見を開いたレザー・タギープール通信相は、「かつてサイバー攻撃はハッカーたちによって行われていたが、今や一部の政府によって行われるようになっている」と指摘した上で、「この問題に対するイラン・イスラーム共和国の抗議は、外務省を通じて諸々の国際機関に提出されている。ジュネーブで開かれたIT会議をはじめ、諸々の専門会議で、イラン代表は正式に我が国の抗議の意思を表明している」と続けた。
同相はさらに、「過去数週間、我々はサイバー上の安全を脅かす諸々のサイバー攻撃を目の当たりにしてきたが、そのうちの一部は国家によって行使されたものであり、《国家的サイバーテロ》として言及できる」と指摘した。
同氏は、最近のウイルスは「フレイム」という名前であると指摘し、「イラン・イスラーム共和国はインターネット・ウィルスとの闘いに向けて、必要な準備を整えている」と強調、さらに「イランはフレイム・ウイルスを確認し、そのアンチウィルス・ソフトを作った最初の国となった」と述べた。
同氏は「フレイム・ウイルスを主に支えているのは、シオニズム体制と一部の西洋諸国である」とも述べた。タギープール氏によれば、インターネット・ウイルス対策に向けた必要な備えをしておくよう、各機関には指示が出ており、重要な情報があった場合は、毎日のように多様化を続けるインターネット攻撃に対して安全システムを強化するよう、念押しが行われているという。
同氏はさらに、「毎日のように新たなやり方で、世界中で実行されているインターネット攻撃は、一部の特定の国によって支援を受けている」とも指摘した。
■ イランの核活動を減速させるための企て
タギープール氏による昨日のこうした発言の一方で、ワシントンポスト紙はイランによる核開発の進展を減速させるための企ての一環として、アメリカとイスラエルがコンピューターウイルス「フレイム」の製作で互いに協力していることを暴露した。
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( 翻訳者:8410097 )
( 記事ID:26895 )