ダヴトオール外相、ジュネーブで外交展開
2012年07月01日付 Yeni Safak 紙

ダヴトオール外相は、ジュネーブにおいてシリア問題に関する会議の中で二者会談を行なった。

アフメト・ダヴトオール外相は、シリア問題を議論する会議のため訪れたジュネーブにて、二者会談を行なった。

ダヴトオール外相はジュネーブの国連事務局にて行なわれた会議に出席する前、カタールのシェイフ・ハマド・ビン・ジャーシム・ビン・ジャブル・アル・サーニ首相兼外相と会談を行なった。

ダヴトオール外相とアル・サーニ首相兼外相は、今日(30日)にジュネーブにて行われたシリア問題に関する会議について話し合った。両者は今回の会議の内容に関する意見交換を行い、シリアに関する最新の動向について言及した。

ダヴトオール外相はアル・サーニ首相兼外相との会談後、キャサリン・アシュトン欧州連合外務・安全保障政策上級代表とともにシリア問題の会議が行われたジュネーブの国連事務局にて会談を行なった。

ダヴトオール外相とアシュトンEU外相との会談では、かねてからの懸案であるトルコとEUの関係や、P5+1(英、中、仏、米、露、独)とイラン間の核協議が議題となった。

またダヴトオール外相はキプロス共和国政府がEU議長国となったことに関して、トルコの立場を再度示した。この会談では、トルコ国民に対するEU圏内でのビザの適用除外についての最終段階についても話し合われた。

シリア問題をとりあげたダヴトオール外相とアシュトンEU外相は、7月3日に国連安全保障理事会の常任理事国5ヶ国とドイツからなるP5+1とイラン間における核協議について、代表補佐らによって行われる会談の内容についても議論した。

アシュトンEU外相はこの会議がイスタンブルにて執り行われることに対し、ダヴトオール外相に感謝を述べた。ダヴトオール外相は、トルコはこの問題が平和的かつ外交的手段により解決されることを信じていることを繰り返し伝えた。

またこの会談では、イラクにおける最新事情や経済危機の問題に関してEU理事会が行なった最新の会議の結果を検討することも取り上げられた。

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( 翻訳者:指宿美穂 )
( 記事ID:26896 )