人口予想、2050年に9400万
2012年07月12日付 Zaman 紙


トルコの人口は、2050年にはおよそ9400万人に達すると予想されている。TÜİK(トルコ統計機構)が世界人口デー(7月11日)にちなんで明らかにした「トルコの人口構造と将来」の統計によると、2011年中ごろの人口推計では、世界人口は約69億7400万人だった。人口7400万人のトルコは、世界人口の1.1パーセントを占め、世界187か国中18番目である。

2050年の人口予想によると、世界人口は90億人を越え、トルコの人口は9458万5千人となり、187か国中19位になると予想される。

TÜİKの報告によると、母子の健康に関するサービスの実態について、特に出産前のケア・サービスに関して重要な改善がみられた。又、リプロダクティブヘルス・サービスを利用する母親の数の増加が報告された。
妊婦の90パーセントが、出産前に受診していたことがわかった。TÜİKのデータによると、1993年には、妊婦の62パーセントが、医師、看護師、助産師などの医療関係者から最低一回、出産前に受診していたが、2008年にはこの割合が90パーセントに増加した。女性の教育水準が上がるにつれ、出産前に受診する割合も増えた。教育を受けていない女性の出産前受診率が78パーセントに対し、高等教育を受けた女性の出産前受診率は99パーセントだった。

■教育水準が上がると帝王切開が増える

データによると、1993年には出産の60パーセントが保健施設で行なわれ、この割合は2008年には90パーセントに増えた。帝王切開による出産の割合は増加傾向にあり、2008年の出産の37パーセントが帝王切開で行なわれた。この割合は、1993年では8パーセント、1998年では14パーセント、2003年では21パーセントであった。帝王切開による出産の割合は、母親の年齢に従い増加している。また教育を受けていない女性の帝王切開による出産の割合は19パーセント、高校及びそれ以上の教育を受けた女性の帝王切開による出産の割合は60パーセントだった。帝王切開による出産の割合は、2008年には都市部では42パーセント、農村部では24パーセントだった。

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( 翻訳者:大久保はるか )
( 記事ID:26991 )